日本マネジメント団体連合会公認外部監査人の団体です。公認外部監査人は、経営監査、業務監査を受託します。公認会計士は財務書類の監査及び証明を、公認外部監査人は、業務報告書（事実証明書）の監査及び証明を行います。公認会計士の行う財務書類の監査は法律により義務づけられた法定監査ですが、公認外部監査人の行う業務監査は法律により強制されていない任意監査です。従って、業務監査の形式、内容等は自由に決めることができます。
経営監査、業務監査とは、組織の内部統制、ガバナンス、コンプライアンス、リスク管理、財務管理（財務書類の監査及び証明を除く）、人事労務管理、環境保護、個人情報保護、経営計画、経営戦略等が適正に行われているかを監査します。
公認会計士は法定監査を実施、公認外部監査人は任意監査を実施します。
公認外部監査人は、下記の要件が必要です。
一 行政書士、公認会計士、弁護士、税理士で監査知識を有する者
二 行政書士、公認会計士、弁護士の補助者として10年以上の経験を有する者
三 監査に関する研究に従事し、原著論文を二編以上執筆した者又は監査に関する論文で博士の学位を取得した者
四 監査、会社法、会計、経営等に関する大学の講座で5年以上の教員経験を有する者
五 公認外部監査人試験に合格した者
六 その他前各号の者と同等以上の監査知識を有する者